新潟・福島豪雨:「より安全な避難所を」 三条市、選定基準を見直し 

2013年03月13日 19:31

 三条市は12日、11年7月に発生した新潟・福島豪雨災害の検証を受け、市内にある避難所の選定基準を見直すと発表した。これまで豪雨災害時の避難所として学校や公民館などの公共施設86カ所が指定されていたが、4月から63カ所に減らす。adidas スニーカー

 同市の自治会長や民生委員らで構成する避難所検討委員会がまとめた。「豪雨時に避難所へ向かう道が冠水していた」などの意見を取り込んだ上で、洪水と土砂災害の両方に対応できる施設のみを選ぶため、避難所数が減少する。豪雨災害同様、震災時の避難所数も耐震性のある施設だけを選定し直し、86カ所から52カ所に減らす。
 12日に会見した国定勇人市長は「豪雨災害の被害を踏まえ、より安全な避難場所を指定する」と説明した。adidas
 また、自治会が自ら地元の民有施設を緊急避難場所として指定してもらう取り組みも始める。国定市長は「自治会が自ら避難場所を決めることで、市が周知せずとも避難場所を知ってもらえる」と利点を話した。【真野敏幸】アディダス スニーカー
3月13日朝刊